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ご葬儀Q&A

●緊 急

                         

Q.身内に不幸がありました。この後どうしたらよいですか?

まずは公益社までご連絡ください。的確なアドバイスをいたします。昼夜を問わず、病院や施設またご自宅等からの搬送の手配を含め迅速に対応いたします。

Q.亡くなったことを関係者に連絡する際に、特に注意することはありますか?

亡くなられた直後は、ごく近しい親族に連絡し、葬儀会社や菩提寺にも速やかに連絡をいれましょう。その他ご親戚やお世話になった方々、勤務先などには、葬儀の日程や場所が決まった後で連絡されたほうが良いでしょう。

Q.在宅で容態が急変した場合、まずどこに連絡をすればいいでしょうか?

かかりつけの医師や病院、訪問看護師にお世話になっている場合は、まずどちらかに連絡してください。いらっしゃらない場合は救急車を呼んでください。ただし、救急車到着時に明らかに亡くなられている場合は病院に救急搬送されることはなく、救急隊員から警察に連絡が行われ、警察が介入することになります。かかりつけの医師がなく警察が介入する場合は、ご遺体を動かさないことが原則となりますので注意が必用です。

Q.旅行や出張先で急に亡くなった場合はどうすればよいのでしょうか?

旅行や出張先など、ご自宅から離れた場所で病気や事故でお亡くなりになることもあります。ご遺体の状態やお家の事情等にもよりますが、霊柩寝台車を使っての搬送が一般的です。遠方の場合は飛行機による空輸も可能ですのでまずは当社までご連絡ください。また死亡診断書(死体検案書)は必ず現地で受け取ってください。

Q.死亡届を役所へ提出しないといけないと聞いたのですが、いつまでに行う必要がありますか?

死亡を知った日から7日以内に、故人の本籍地・死亡地・届出人の所在地のいずれかの市区町村の窓口に提出する必要があります。死亡届けと引き換えに火葬許可証が交付されますので、遅くても火葬を行う日までに行わなくてはいけません。また、火葬に必要な火葬許可証の手続きは当社にて代行させていただきますのでご安心下さい。

●参列・服装

Q.ご遺族の方へのお悔やみの言葉は何と言えばよいのでしょうか?

「このたびは誠にご愁傷さまでございます」「心からお悔やみ申し上げます」「ご冥福をお祈りいたします」が、一般的なお悔やみの言葉になります。この後にご自身の言葉を加えてもいいでしょう。ただし、不幸を連想させる「つらい」「苦しむ」といった言葉や、「重ね重ね」等の重ね言葉はお悔やみに使わないよう注意しましょう。

Q.通夜と告別式は両方とも参列したほうがよいのでしょうか?

ご親族や親戚の場合は両方出席することが望ましいですが、一般の会葬者として参列される場合は、仕事などの都合で通夜や告別式だけ参列することも失礼にはあたりません。

Q.「家族葬で執り行います」「身内だけで行います」と言われたのですが、参列してもよいのでしょうか?

故人やご遺族とのご関係によっては会葬することに問題はありませんが、ご遺族への配慮として会葬されなくても失礼にはあたりません。どうしても会葬されたい場合は、直接喪家に確認されるか葬儀会社に喪家のご意向を問い合わせることも可能です。

Q.「喪服」とは具体的にどのようなものでしょうか?

葬儀や法事に参列する際に着用する黒や薄墨色の礼服であり、「喪に服す」という悲しみに寄り添う気持ちを意味しています。以前は、男性の場合は紋付の和装かモーニングの洋装、女性の場合は紋付の和装かブラックフォーマルでしたが、最近では男性も女性も洋装の略礼服が主流になってきています。

Q.通夜と告別式、両日とも和装にしたほうがよいのでしょうか?

両日とも正式喪服(和装)を着用される方もおられますが、一般的には葬儀当日のみ和装される方が多いようです。参列されるご遺族やご親戚の間でご相談されても良いかと思います。

●お香典・焼香

Q.通夜と告別式の両日参列しますが、香典はどちらに持参するのがよいでしょうか?

通夜、告別式の両方とも参列される場合でも香典を2回包む必要はありません。通夜と告別式の両方に参列される場合は、通夜に香典を出し、告別式では記帳だけ行うケースが多いようです。

Q.夫婦で参列する場合、香典は倍の金額を包むべきでしょうか?

香典本来の意味合いから考えると、金額を倍にする必要はないかと思われます。ただし、葬儀後の会食などに出席される場合は、人数分の金額を追加して包まれたほうがよいでしょう。

Q.キリスト教での葬儀の場合、香典はどうすればよいですか?封筒の種類や表書きの書き方を教えてください。

キリスト教式の葬儀での香典は、御花料と呼ばれます。表書きは一般的には「献花料」「御花料」「御霊前」です。御花料を包む封筒は、白色でユリの花や十字架が描いてあるキリスト教仕様のものを選びます。急な場合は白の熨斗か無地の封筒でも問題ありません。

Q.神式での葬儀の場合、香典の表書きはどうすればよいのでしょうか?

「御玉串料」または「御榊料」「御霊前」と書きます。封筒は仏式と同じもので問題ありませんが、蓮の花などが入っていない無地のものが無難です。

Q.香典の表書きは、「御霊前」「御仏前」どちらがよいのでしょうか?

仏式では一般的には「御霊前」を用いますが浄土真宗では「御仏前」を用います。また、四十九日(忌明け)以降は、どの宗派でも「御仏前」を用います。宗教や宗旨が分からない場合は、「御霊前」が無難です。

Q.お焼香は宗派によって違うと聞きましたが、何回すればよいのでしょうか?

真言宗や日蓮宗は通常3回ですが、天台宗や浄土宗、臨済宗、曹洞宗などは特に定めはないようです。また、浄土真宗本願寺派の場合は、お香を額に戴かず1回だけ、大谷派は同様にして2回焼香をおこないます。

●しきたり・宗教・お布施

Q.菩提寺がなく、お葬式のときに寺院の紹介を受けた場合、そのお寺の檀家にならなければいけませんか?

当社でご紹介させていただく寺院は、葬儀だけお願いすることもあれば忌明け法要までで終えることもできます。喪家が今後の御付合いを希望されなければ檀家になる必要はありません。

Q.菩提寺にも知らせないで宗教色のないお葬式を行いたいのですが問題ありませんか?

宗教色のない「無宗教葬」を行うことは可能です。ただし、式が終わった後に菩提寺に戒名や法要をお願いしたり、お墓が菩提寺にあり納骨する場合はトラブルになる可能性もありますので事前にご相談されることをお勧めいたします。

Q.「お布施」とはどのような意味合いがあるのでしょうか?

本来の意味合いとは異なりますが、現在では読経や戒名をいただいた謝礼として、僧侶に金品を渡すことを指します。また、僧侶にお渡しはしますが、実際にはご本尊へお供えするという考え方になります。白封筒に「上」または「御布施」と記すのが一般的です。一番難しいのは金額ですが、宗派や地域、おつきあいの程度によっても変わりますので、迷われたら世話役の方やお寺さまに直接相談されても失礼にはあたりません。

Q.お葬式では、逆さにすることが多いのはなぜですか?

死後の世界はこの世とはすべてが逆さになっていると言い伝えられていることに由来します。故人の枕元に屏風を逆さまにして立てる逆さ屏風、着物の左前などそれにあたります。この世と死後の世界を区別するためにできた風習で、宗教的な儀式、作法ではありません。

Q.お葬式から帰宅したとき、家の前で塩を体にかけるのはなぜですか?

「死」という「けがれ」を家に持ち込まないため、葬儀や火葬場から帰った時に玄関先で体に塩をかけて清めて家に入るという風習です。本来、「けがれ」を嫌う神道からきた風習で、近年では清め塩は必要ないという考えも広まってきています。

Q.友引の日にお葬式を行わない理由を教えてください。

六曜の友引が「友を引く」つまり故人が友達を冥土につれて行ってしまういう言い伝えから友引の日に葬儀を避ける傾向にありました。これは一般的には葬儀に対してのことで、友引の日に通夜を行うことは問題ないと言われています。また最近では友引でも葬儀をされるケースが増えてきています。

●ご葬儀の方法(家族葬など)

Q.自宅はマンションですがお葬式はできるのでしょうか?

ご遺体を安置できる場所があれば、マンションでも葬儀は可能です。2階以上のお部屋の場合にご遺体の搬送をご心配されるケースもございますが、ストレッチャーやお棺が乗れるようになっているエレベーターもありますので、一度ご確認いただくと良いと思います。ご不安な場合は、ご連絡いただきましたら当社の社員がお伺いして判断することも可能です。

Q.最近よく耳にする「家族葬」とはどのような葬儀ですか?

家族葬とは、家族はもちろんのこと、ご親戚や故人と親しかった方々も含めてお見送りするお葬式の総称です。どこまで参列者を呼ぶかは家族葬には明確な定義がありませんので、故人の遺志やご遺族の想いを反映して、お声掛けされてはいかがでしょうか。また、家族葬は一般のお葬式と式の流れなどはほとんど変わりません。

Q.葬儀告別式を行わなず、火葬だけの葬儀でもお願いできるのでしょうか?

葬儀を行わず火葬だけをご希望される方のために「直葬プラン」をご用意しております。当社ではご納棺の立会いや故人との面会も随時可能です。ご自宅や公益社のホールなどでご利用いただけます。

Q.死後すぐに火葬したいのですが可能ですか?

「墓地、埋火葬に関する法律」の第3条で「埋葬又は火葬は、他の法令に別段の定があるものを除く外、死亡又は死産後24時間を経過した後でなければ、これを行つてはならない。」と明記されており、特定の疾病や感染症を除き、死後24時間以上経過しないと火葬出来ないことになっています。24時間の理由は、蘇生の可能性があった時代の名残と言われています。

Q.出来るだけ長く故人と一緒にいたいのですが、いつまでに火葬をしないといけないという法律はありますか?

法律上、いつまでに火葬をしなくてはいけないという決まりはありませんが、戸籍法第86条により、届出義務者は死亡の事実を知った日から7日以内(国外では3カ月以内)に死亡届けを提出しなければなりません。また、火葬まで長期になる場合はエンバーミングを施術することにより腐敗等を防ぐことが可能になります。なお当社では、最長50日間の保全とさせていただいております。

Q.生活保護を受けているとお葬式の時に補助が出ると聞いていますが、補助の範囲内で行うことはできますか?

生活保護を受給されている方の葬儀に関しては、火葬のみを行う形式であれば費用負担無しでの葬儀が可能です。ただし、家族や親族が生活保護を受けていない場合や故人に遺留金がある場合など様々なケースがありますので、事前に福祉事務所や担当のケースワーカーに相談されることをおすすめいたします。

Q.お花が好きだったので、「花祭壇」で送ってあげたいと考えていますが、仏教のお葬式でも大丈夫でしょうか?

仏教のお葬式に必要な掛け軸や仏具などは花祭壇でもご用意いたします。また宗教者より指示があればそれに沿うよう対応いたします。

Q.「花祭壇」で使用するお花はこちらの希望を聞いてもらえるのでしょうか?

種類や季節にもよりますが、使用するお花の種類や色については出来る限りご要望にはお応えいたします。また、追加料金が必要な場合は見積時に金額をご提示いたします。

Q.私は亡くなったあと「献体」を行うつもりでいます。この場合でも葬儀はできるのでしょうか?

一番多いのが献体をされる前にお葬式をするパターンです。ご遺体無しでお葬式をすることも可能です。また献体が済み、ご遺骨が返還された後に葬儀を行う方法もありますが、返還までに年単位の時間がかかってしまうこともあります。

Q.葬儀会館やプランよっては、故人との面会や付き添うことが出来ないことがあると聞いたことがありますが公益社の会館で預っていただく場合は面会は付き添いは可能でしょうか?

当社の会館ではいつでもご面会は可能です。また付き添いに関しても別料金などはいただいておりません。ただし、夜間に面会される場合などは夜勤者が対応いたしますので、事前にご連絡いただきますようお願いいたします。

Q.葬儀を行うホールや式場を選ぶことは可能でしょうか?

お客様のご要望に応じてお決めいただけますが受付順となるため、ホールの空き状況を確認してご案内させていただきます。

●ご葬儀全般

Q.病院によっては指定の葬儀会社があると聞いたことがありますが、断っても問題ありませんか?

搬送業務での契約であり、葬儀に関しての契約ではありません。搬送に関しても指定業者以外に依頼されても全く問題ありません。むしろ搬送から葬儀を依頼しようと思われている会社にお願いされるほうが後々スムーズです。迷われないためにも事前に葬儀会社を決めておかれることをおすすめします。

Q.「喪主」はどのようにして決めるのですか?

喪主とは、遺族の中で故人の遺志を引き継ぎ、葬儀後も故人の供養を中心になって行う人として、かつては長男が喪主になるケースが多く見られましたが、今日では配偶者や同居している親族などが喪主になる場合も多く見られます。

Q.通夜や初七日法要の後に食事をする場所はどこになりますか?

公益社の会館をご利用された場合は、通夜終了後に式場内に席をご用意させていただき、故人の近くで通夜振る舞いをおこなって頂けます。告別式後(火葬終了後)は、専用の会食場に席を設けさせていただきます。

Q.注文した供花の支払方法を教えてください。

通夜または葬儀に参列される場合は、ブライトホールの事務所にてお支払いいただけます。振り込みをご希望される場合は後日請求書を送らせていただきます。またホームページからお申し込みの場合はカード決済も可能です。

Q.祭壇の花や供花を、故人の好きな花で飾ってあげることは可能でしょうか?

祭壇やお花に対するご希望がございましたら何なりとご相談ください。出来る限りのご要望にはお応えいたします。仕入れや時期的な問題などでご用意できないお花もありますのでその点はご了承ください。

Q.お葬式の時に供花や供物をお供えしていただいた方に対しては、忌明けの挨拶状だけで問題ありませんか?

一般的には忌明けの挨拶状だけでも失礼にはあたりませんが、香典返しのように品物を添えてお送りされる方が丁寧かと思われます。香典返しとは異なりますので、相手の方に気を遣わせない程度のお返しで問題ありません。

Q.棺の中にはどのような物を入れてあげればよいのでしょうか?逆に入れてはいけない物はありますか?

故人愛用の品や想い出の品をお入れください。出棺時にはお好きだった食べ物などを入れていただいても構いません。ただし、腕時計やゴルフクラブ、釣竿のような機械類、金属、ガラス、プラスチックなどの不燃物は入れられませんのでご注意ください。

Q.「分骨」とはどのようなものですか?

分骨とは、ご遺骨を二つ以上の骨壷に分けて、別々の場所に納めることをいいます。一部を宗派の本山に納める、菩提寺が遠方にあるため一部を近くに納めたい、手元供養をしたい等さまざまな理由で分骨されます。火葬場で分骨する場合には、火葬場で分骨証明書の発行が必要になります。また、墓地に納骨する時に分骨する場合は、墓地の管理者に分骨証明書を発行してもらいます。分骨のための骨壺は当社でご用意いたしますのでお申し付けください。

Q.骨壷のサイズはどれくらいの種類がありますか?

当社では、分骨などに使用する2寸5分から、4寸、5寸、6寸、7寸とご用意があります。京都では、全ての御骨を拾わずに一部だけを拾骨する方が多く、4寸や5寸が主流ですが、なるべくたくさん拾骨してあげたいと言う方や全て拾骨する地域の方もおられますので、その際には7寸をお勧めしています。(各サイズは骨壷の直径を表しています1寸=約3センチ)

Q.他の葬儀会社の会員になっています。解約を検討していますが、どうすればよいでしょうか?

月々の積立や入会金のみの会員など、葬儀会社によって様々ですのでまずは各葬儀会社へお問合わせいただく必要があります。基本的にはご当家での解約手続きとなりますが、当社でお手伝いできる場合がありますので、まずはご相談ください。

Q.エンバーミングと湯灌の違いは何ですか?

死化粧や湯灌は、故人の顔色、装いなど表面だけを整えるものです。一方エンバーミングは、湯灌のようにお体を綺麗にするだけではなく、ご遺体の乾燥、やつれ、損傷などを修復し、出来る限り生前のお姿に近づけたり安らかな表情に整えることを目的とするものです。

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